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今月のよもやま話

平成18年1月・正月

鳥羽伏見の戦い

●今月は、鳥羽伏見(京都市)の戦いがあった月です。
●幕末、鳥羽伏見で、薩摩軍・長州軍(5000)と
その3倍の勢力の旧幕府軍(15000)とが戦いました。
●鳥羽の薩摩軍が先に、大砲を旧幕府軍に発砲しました。
この時に悲惨な戊辰(ぼしん)戦争火蓋が切られました。
●なんと、数の少ない薩摩長州軍が勝ちました。
薩長軍は、最新兵器を持ち、更に、
洋式訓練を受けた軍隊でした。それに対し、
旧幕府軍は、戦国以来の古めかしい軍隊でした。
お節句の五月人形がそのまま出てきた様な軍隊でした。
しかも、薩摩軍に錦旗(天皇の旗)が揚がりました。
その為に、旧幕府軍の最高司令官・徳川慶喜は、
本気で戦えば勝てる戦だったのですが、
天皇に刃向かって賊軍になる事を恐れ、
戦うのをやめました。
そして、慶喜は、江戸へ逃げて帰りました。
●因みに、
新撰組(旧幕府軍)の土方歳三は、この戦いに負けて
「もうの時代は終わった。」と話ております。
●この戦いが新しい時代の扉を開きました。


写真の右側が旧幕府軍、左側が薩長軍の陣です。

●写真は、「鳥羽伏見の戦い」発端の地(京都市)の碑です。
写真右側が旧幕府軍、左側が薩長軍の陣です。
●今月はこれにてお仕舞です。
有難うございました。
●2月のよもやま話は「シーボルト」です。又、聞いて下さい。

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