●刀身と鞘(さや)の反りが合わない事からきています。
●先月、
槍の話が出ましたので、今月は、刀の話です。
刀の原型は、諸刃(両刃・もろは)の剣(つるぎ)でした。
この剣を改良して、片刃(かたは)にしました。
片刃が刀(かたな)になりました。
●その刀が元でできた言葉を下に並べてみました。
反りが合わない
折り紙付き
鎬(しのぎ)を削る
抜き打ち
刀の錆びとなる
鍔(つば)ぜり合い
極み付き
切羽(せっぱ)詰まる
丸腰
元の鞘(さや)に収まる
土壇場
刺し違える
抜き差しならぬ
なまくら
焼きが甘い
刀狩り
目抜(めぬき)通り
単刀直入
刀に掛けても
鯉口を切る
鞘堂
一太刀(しとたち)
刃向かう
焼きを入れる
刃傷沙汰
刀折れ
矢尽きる
焼きが回る
懐刀(ふところがたな)
太刀打ち
業物(わざもの)
つけ焼刃
伝家の宝刀
助太刀
押っ取り刀(おっとりがたな)
白刃
身から出た錆
鞘当て
相槌を打つ
とんちんかん
地金(じがね)が出る
真剣勝負
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博史 2009