戦死した月です。
●又兵衛は、黒田長政の家臣で、
筑前大隈城（１６０００石）を任されていましたが、
主君の長政と反りが合わず、黒田家を出て浪人しました。
細川忠興、福島正則、池田輝政らから、
就職の話が有りましたが、
その都度、長政から「又兵衛を家臣にするなら当方と
一戦の覚悟の上で」と横槍が入り、
とうとう、就職ができず、
乞食をするようになってしまいました。
●そんな時に、豊臣秀頼（秀吉の息子）より、
歴戦の豪傑として大坂に迎えられました。
そして、家康からも味方にならないかと誘いが有りました。が、
又兵衛は、「寝返りは、英雄の恥である。」と断りました。
そして、「自分は、幸せである、
一代の英雄・秀吉公の嫡子秀頼公に見込まれ、
又、天下の将軍家康公にも見込まれた。」と喜びました。
●道明寺（大阪府藤井寺市）で１０倍の敵（家康側）と戦い
伊達政宗軍の鉄砲隊に撃たれました。
