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今月のよもやま話

平成17年1月・正月

初夢(徳川家康)

●「一富士、ニ鷹、三茄子」
ご存知の通り、縁起の良い初夢です。
徳川家康が好んだと言われている物です。
しかし、何故、「家康が好んだ物」を見ると縁起が良いのか
分かりません。
●さて、「卑弥呼」以来、
創業して天下を盗った人は、何人も居ますが、
幕府を開いた人は、
源頼朝、足利尊氏と家康の三人しか居ません。
●そして、後継者を育成して、「お家」の安泰を図った人は、
尊氏と家康の二人だけです。
●更に、「神」と成った人は、家康の方です。
因みに、家康の神号で、大権現と大明神の候補が上がった時に
大明神(秀吉)は、潰れた。」と言ったのが南光坊天海です。
●しかし、家康が本当に好きで、大切にしていたものは、
茄子よりも、「佐渡殿、鷹殿、お六殿」と云われております。
佐渡殿は、本多佐渡守正信。
鷹殿は、鷹狩りの事です。
お六殿は、一番若い側室です。
家康が死んだ時に、「お六」は20歳でした。



●駿府城(静岡市)に有る鷹狩をする家康の像です。
見えにくいですが、ポロンとペティが乗っています。
●今月はこれにてお仕舞です。
有難うございました。
●2月のよもやま話は「井伊の赤備え」(井伊直政)です。又、聞いて下さい。

ご指摘・ご意見等ありましたら、是非 こちらまでメール下さい。

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Copyright 西室 博史 2003