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今月のよもやま話

平成21年11月・霜月

道頓堀(安井道頓)

●今月は、道頓堀(どうとんぼり・大阪府中央区)が
完成した月です。
●道頓堀は、河内の安井道頓(やすいどうとん)が
私財を投じて掘った約、2、5キロの運河です。
東横堀川と木津川を繋ぐ運河です。
●道頓は、秀吉の許可を得て新堀の計画を練りました。が、
工事が始まる前に、残念ながら秀吉は亡くなってしまいました。
遺児・秀頼の代に道頓は堀を掘り始めました。しかし、
「大坂の陣(冬の陣夏の陣)」が起こり中止しました。
道頓は、秀吉に恩義を感じて、この大坂の陣
「豊臣家の為に」と思い大坂城へ入城しました。そして、
豊臣家は負け、道頓は討死しました。
世の中が変わり、
大阪城の新しい城主が徳川家康の命で着任して来ました。
家康の外孫・松平忠明です。
松平忠明は、新堀の工事を道頓の従兄弟・道卜に命じました。
道卜(どうぼく)は、道頓の志を継ぎ工事を完成させました。
当初は新堀と呼ばれていましたが、
松平忠明が道頓の功績を評価して「道頓堀」と名付けました。
●現在は日本で指折りの繁華街となりました。



●写真は、大阪の日本橋北詰に有る残念石を利用した
安井道頓・道卜の碑です。
この辺りに道頓の屋敷が有ったと言われております。
●地下鉄堺筋線日本橋下車徒歩2分の所です。
●12月のよもやま話は、「松花堂弁当」(松花堂昭乗)です。
又、聞いて下さい。

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