●今月は、大坂の陣(冬の陣)が有った月です。
●大坂の陣は、
徳川家康が豊臣家を滅ぼす為の戦いです。
二回有りまして、一回目が「冬の陣」で、
五ヶ月後の二回目が「夏の陣」です。
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「兜に香」の木村重成、「夜討ち大将」の塙(ばん)団右衛門、
「お家再興」をかけた長宗我部盛親、「又兵衛」こと
後藤又兵衛、
いろいろな人間模様が展開され興味深いです。
●そして、大坂の陣と言えば、やはり真田幸村でしょう。
その幸村は、残念ながら、大坂方の首脳部から信用されず仕方なく
大坂城の外側へ、出丸(真田丸)を築きました。
実は、ここが大坂城の只一つの弱点で、幸村は弱点を補強しました。
●それより前、後藤又兵衛が、幸村より早く、この弱点を見抜き
同じ様に出丸を考えておりましたが、幸村に譲りました。
●又、幸村は、兄(本家)が徳川方に属しているため、
兄(本家)に害が及ぶ事を考え、
六文銭の旗印は使用しませんでした。
そして、本名の信繁も使わないで、幸村と名乗りました。
●幸村は、父(
昌幸)譲りの軍略家で、
この真田丸の攻防の一戦で、
徳川方に過去二度にわたる信州上田城の惨敗を思い出させました。
そして、天下に古今無双の
弓取り(名将)の名を轟かせました。
●下の写真は、冬の陣で、
幸村が使用したと言い伝えられてきた「秘密の抜け穴」です。
●最後に、一茶が作った俳句を紹介致します。
炬燵(こたつ)して 語れや真田の 冬の陣