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今月のよもやま話

平成21年6月・水無月

備中高松城(水攻め)

●今月は、備中高松城(岡山県岡山市)の城主・清水宗治が
切腹した月です。
●高松城は、沼と湿地に囲まれていて大軍が押し寄せにくい為
難攻不落な城と言われていました。
織田信長の命で秀吉が攻めていました。
周りの地形から判断して黒田官兵衛
水攻め(秤量攻め)を献策しました。
城を丸ごと水浸しにする壮大な計画です。
秀吉は、見方の損失が少ない秤量攻めを得意としました。
そこで、大きな堤防を築き始めました。
堤防の大きさ 高さ7M、底の巾22M、上部の巾11M、
長さ3キロMを12日間で完成させました。
そして、足守川より水を引き込みました。
見事、城下が水没しました。
●この時、秀吉に「本能寺の変」の知らせが入りました。そこで、
対岸の高松城の救援に来た毛利軍に「変」の事は隠して
急遽、城主・清水宗治の切腹を条件に和睦をしました。
●すぐこの後、
秀吉の伝説「中国大返し」が始まります。天王山へと向かいます。
●この水攻めを真似て石田三成忍城を攻めました。



●写真は、秀吉が本陣を置いた「蛙が鼻」です。
ここから堤防が造られたと言われております。
●この「蛙が鼻」は、
JR備中高松駅より、又、本丸跡からも
自転車で10分位の所です。
●7月のよもやま話は、「山中鹿之助」です。
又、聞いて下さい。

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