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今月のよもやま話

平成14年6月・水無月

天下分け目の天王山

●今月は、「山崎(天王山)の合戦」があった月です。
●「天下分け目の天王山」と言いますが、
天王山とは、どんな山だろうと思い、見て来ました。
先日、西陣(京都)へ仕入れに行った際に立ち寄ってきました。
もちろん、日帰りです。最近は、疲れます。
京都駅から、JRで大坂方面へ、四つ目の駅が
「山崎駅」で、約15分で着きました。
なんと、駅の裏山が天王山(下の写真)でした。
「山」と言うか「小さな丘」と言った方がぴったりします。
●さて、「山崎の合戦」とは、天正10年明智光秀が、
老ノ坂で「敵は本能寺に有り」と言って、
織田信長を討った日から、約10日後に、
この地、山崎で、羽柴秀吉(豊臣秀吉)と合戦をしました。
この合戦を、「山崎の合戦」と言います。
●その時、秀吉は、中国の覇者・毛利輝元と和睦して
「中国大返し」と呼ばれる予想外の速さで、
駆け戻って来て、ここ山崎で、光秀と対峙しました。
●さて、山崎の地は、天王山と淀川に挟まれた、狭い土地です。
この天王山を取った者が、この戦を有利に進める事ができます。
そして、京都を制することが出来ます。
天王山を取るか、盗られるか、で勝敗が決まります。
そこで、勝敗の鍵が、「天王山」と言う事になりました。
●話が違いますが、山崎駅を降りて、目の前を見て驚きました。
利休の作った待庵(国宝・妙喜庵)が有るではないか、
ここに、待庵が有ったとは、知らなかったです。


●近くには、斎藤道三の油座で有名な
大山崎八幡宮が有ります。
●今月はこれにてお仕舞いです。
有難うございました。
●7月のよもやま話は「蛤御門」です。又、聞いて下さい。

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Copyright 西室 博史 2002