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今月のよもやま話

平成20年9月・長月

駆け込み藩(岩国)

●今月は、吉川広家(続編)が亡くなった月です。
そこで今月は、広家(きっかわひろいえ)の領土岩国の話です。
●幕末になってから正式な藩になった
珍しい駆け込み藩(岩国)の話です。
●さて、広家ですが、広家の不思議は、関ヶ原の役の時に
我軍(西軍)が勝」ということをまったく考えなかった事です。
負ける事ばかり考えて、
本家(毛利家)の本領安堵のみを考えていました。
もし、西軍が勝てば毛利家は天下が取れたのに、
素直に西軍の為に戦えば勝てたのに
どうして裏切ったのか不思議です。
●広家は、戦が下手だった訳では有りません。
事実、秀吉の朝鮮出兵の時には、
大活躍して加藤清正が感心した程です。
●広家は、西軍が勝とは夢にも思わなかったのです。
●そして、270年後の幕末慶応4年に、
12代城主の時に正式な藩(大名)として認められました。
直ぐに、同年(慶応4年と明治元年は同じ)息子に世襲して
岩国藩主二代目が誕生しました。
しかし、翌明治2年に版籍奉還で藩は消えました。



●写真は、岩国城へ登る為のロープウエイから写した
錦川に掛かる錦帯橋です。
●10月のよもやま話は、「茶人・神屋宗湛」です。
又、聞いて下さい。

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