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今月のよもやま話

平成20年6月・水無月

槍一筋(加藤清正)

●今月は、加藤清正(かとうきよまさ)が生まれた月です。
又、亡くなった月でもあります。
両日とも偶然6月24日です。
●清正は、福島正則と並んで秀吉の両腕です。
秀吉と同じ尾張中村の出身で秀吉の奥様(ねね)の親類です。
幼い頃から、秀吉の母に育てられ、
家族同様に育ちました。
賎ヶ岳の戦いの時には、
一番の功名を立て3000石を秀吉から貰い
「賎ヶ岳七本槍」の一人に数えられました。そして、
27歳にして肥後半国19万5千石の大名まで出世しました。
●秀吉の朝鮮出兵の時に軍律違反の疑いで内地に戻され、
謹慎命令が出ました。丁度その時、
伏見で大きな地震が起こり、
秀吉の居る伏見城が倒壊しました。
謹慎している清正は、
秀吉の事が心配で真っ先に駆けつけました。
秀吉は、「よく来た。よく来た。誰よりも早いぞ。」と
大喜びし、謹慎が解けました。
ご存知の「地震加藤」のお話でした。



●写真は、城造りの名人・清正が築いた熊本城です。
この城は、西南戦争の時にも落ちなかった名城です。
●さて、関ヶ原後の清正は、
肥後熊本52万石の国主にまでなりました。
●7月のよもやま話は、「一筆啓上(本多作左衛門)」です。
又、聞いて下さい。

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