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今月のよもやま話

平成19年5月・皐月

設楽が原の合戦(3000挺の鉄砲)

●今月は、設楽が原(愛知県新城市)の合戦があった月です。
武田勝頼(信玄の息子)と織田信長が戦いました。
●長篠城(徳川家康の属城)を勝頼が包囲しました。
長篠城の城兵は、勝頼の猛攻に耐えていましたが、押され気味です。
この事を知った家康が、信長に援軍を求めました。そして、
信長が大軍(3万)を率いて救援に来ました。
●しかし、信長は、長篠城へ直接行かず、
城の西方の設楽が原(したらがはら)に陣を張りました。
そこを流れる連吾川に沿って、
全長2キロに及ぶ柵(馬防柵・ばぼうさく)を作り、
更に、二重、三重の堀を造りました。
勝頼を誘き出す作戦でした。
●この時期、勝頼は、
日本一の最強騎馬軍団を持っていました。しかも、
信長軍より高地に陣取り有利な体制でした。ですから、
勝頼は、信長の陣(馬防柵)めがけて突撃しました。
この時です、信長が隠し持ってきた
3000挺の鉄砲が一斉に火を噴いたのは、
そして、信長が大勝しました。
鳥居強右衛門が長篠城を抜け出したお話は、又の機会です。



●写真は、設楽が原に有る馬防柵です。
信長軍と家康軍がそれぞれ作った柵が再現されています。
写真は、信長軍の方です。
●6月のよもやま話は、「家康が恐れた男(真田昌幸)」です。又、聞いて下さい。

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