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今月のよもやま話
平成17年12月・師走
鎧袖一触(三方ヶ原の戦い)
●今月は、三方ヶ原(浜松市)で、
武田信玄
が
徳川家康
を一蹴した月です。
「三方ヶ原の戦い」と呼ばれております。
●先ず、家康側の話です。
家康の作戦は、
信玄軍が三方ヶ原台地の狭い下り坂を下った時に
後方(上方)から突撃する作戦をとりました。
一般的に上から攻めるこの作戦は、絶対的に有利です。
しかし、信玄は、見破っていました。
信玄は、「あっ」と言う間に反転して、坂を駆け上がり
家康と正面からぶつかりました。
戦いは、信玄軍の方が、終始優位を保ち
2時間で決着が付きました。
●家康は、逃げる途中で恐怖のあまり、
馬の鞍で、脱糞し、しかも、
その事に気が付かない程でした。
辛くも一命をとりとめ浜松城に遁走しました。
●実は、当初、家康は
織田信長
に援軍を求めていました。
信長の返事は、「
城
から出るな」「戦うな」と厳しい忠告でした。
●信玄の「
鎧
袖一触」正に、この言葉がぴったりです。
●上の写真は、三方が原台地の中央あたりに有る古戦場の碑です。
この台地は、大軍が激突するには適した広い台地でした。
●今月はこれにてお仕舞です。
有難うございました。
●1月のよもやま話は「鳥羽伏見の戦い」です。又、聞いて下さい。
ご指摘・ご意見等ありましたら、是非
こちら
までメール下さい。
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