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今月のよもやま話

平成17年11月・霜月

返り咲き大名(立花宗茂)

●今月は、立花宗茂が生まれた(又、死亡)月です。
常勝将軍と呼ばれた立花宗茂(たちばなむねしげ)は、
秀吉に心服していました。ですから、
関が原の戦いでは、西軍(三成側)に付きました。
西軍が負けたので、
領地(当時、柳川13万石)は没収され、
牢人しました。
●その後、徳川家康が、
牢人している宗茂の武勇を惜しみ、
彼を拾い上げました。
大阪の陣では、宗茂は、徳川方につきました。
その時、家康は、秀吉に一辺倒だった宗茂を
不信に思い尋ねました。その時、宗茂は、
●「太閤(秀吉)からのご恩は、関が原で返した。
太閤から貰った領地(柳川)は、没収された。
家を潰してまでも太閤に尽くしたのだ。
その後は、家康様から領地を貰っているのだから、
家康様方に尽くすのは当たり前だ。」
と分かりやすい。
●そして、旧領・柳川11万石の大名に返り咲きました。




●写真は、柳城中学校(福岡県柳川市)内に有る
柳川城本丸跡です。
丁度、中学生が運動会の練習をしていました。
●今月はこれにてお仕舞です。
有難うございました。
●12月のよもやま話は「鎧袖一触」(三方ヶ原の戦い)です。又、聞いて下さい。

ご指摘・ご意見等ありましたら、是非 こちらまでメール下さい。

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