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今月のよもやま話

平成16年1月・正月

新撰組永倉新八

●今月は、新撰組の永倉新八が亡くなった月です。
●なんと、大正4年まで長生き(77歳)しました。
新撰組の真実を後世に書き残したのは、永倉でした。
しかも、彼が「将軍を警備する浪士隊を募集している」と
近藤勇に話を持ってきました。新撰組の始まりです。
近藤勇土方歳三井上源三郎ら試衛館の仲間と共に、
浪士隊参加の為、小石川伝通院(写真)に集まりました。
●話が飛びますが、油小路(京)で斬った伊藤甲子太郎の弟
(鈴木三樹三郎・元新撰組々長)と新撰組消滅後に、
東京(旧江戸)で偶然出会いました。その時、
永倉は、『これはまずい、しかし、いまさら
引き返すわけにはいかない』と思い、立ち止まりました。
鈴木三樹三郎が、「やあ、しばらく。」と二言三言
言葉を交わしてすれ違いました。が、
永倉は、「後ろから斬られるのではないか」と思い、
振り返ろうか、振り返らずにそのまま去ろうか、悩んだすえに、
振り返ったら、三樹三郎も振り返ってこちらを見ていた。
背筋が凍る思いでした。と永倉の話です。
●永倉は、北海道松前藩に帰参して、杉村家の養子となり、
「義を守る」と言う意味で「杉村義衛」と改名しました。


        

●ポロンが居なくて寂しいです。
文京区小石川に有ります。近くには、後楽園庭園も有ります。
●今月はこれにてお仕舞です。
有難うございました。
●2月のよもやま話は「一豊の妻」です。又、聞いて下さい。

ご指摘・ご意見等ありましたら、是非 こちらまでメール下さい。

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Copyright 西室 博史 2003