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戦国大名が自分の力で切り取った領土ですので、
当然「○○領」と称します。
そして、家臣は、その殿様(領主)の為に働きます。
あたりまえの話です。
●しかし、江戸時代の末期になると、
殿様(領主)の為に働くのではなくて、
「お家」の為に働くような感覚になりました。
その頃から、
「藩」という意識が出始めました。
殿様は、飾りのような存在になってきました。
有名な殿様では、
長州の毛利敬親がそうです。
彼は、何を言っても、「そうせい」と返事をするので、
「
そうせい候」と呼ばれていました。
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Copyright 西室 博史 2001