平成29年5月・皐月
豊臣秀頼
●移転の後遺症がまだ長引いています。
●今月は、
豊臣 秀頼(とよとみのひでより)が自刃した月です。
●秀頼は、
大坂夏の陣で負けて母(
淀殿)と共に
大坂城山里曲輪で自刃しました。時に秀頼23歳、淀殿50歳。
[上の写真は、豊臣時代の大坂城三の丸の石垣の一部をここに移築し
発見されたままの姿に復元された物です。とお知らせ板に有りました。
大阪ドーンセンター(大阪市中央区大手前)の石垣です。]
●しかし、秀頼には生存伝説があります。
真田幸村と共に鹿児島へ逃げたとの伝説です。
秀頼は、
京都の寺社に多額の献金をしたり
堂宇を再建しましたので
京都の市民にとても評判が良かったのです。その為に、
大坂城が落ちた後、下記の歌が京都で流行りました。
花のようなる秀頼様を
鬼のようなる真田が連れて
退きも退いたり鹿児島へ
[上の写真は、淀殿の墓です。街の真ん中に有ります。
大阪駅近くの大融寺(大阪市北区大融寺町)にあります。]
●6月のよもやま話は、「森蘭丸」(蘭丸の気遣い)です。