東京・八王子の明治38年創業 呉服店「きものの西室」

今月のよもやま話

平成29年1月・正月



黒衣の宰相(以心崇伝)


●移転の後遺症がまだ長引いています。

●今月は、以心崇伝(いしんすうでん)が亡くなった月です。



 [上の写真は、家康の遺言で金地院(京都左京区)に崇伝が作った東照宮です。
  家康の遺髪と念持佛が納まっています]

●京都南禅寺の金地院(こんちいん)に住んでいましたので金地院崇伝とも呼ばれていました。
崇伝は、スーパーエリートで黒衣の宰相と呼ばれ徳川幕府の基盤を作りました。
武家諸法度禁中並公家諸法度や朱印船の朱印の許可を一手にやっていました。
なかでも崇伝の一番目立った大きな仕事は
豊臣家に対する歴史上最大の言いがかりと云われている
方広寺大仏殿の鐘銘事件です。
この言いがかりが豊臣家を滅ぼし、徳川家を盤石なものにしました。
●更に、紫衣事件を起こし幕府を絶対なものとし、
朝廷が幕府の下位にあることを知らしめました。



 [上の写真は、金地院大方丈前の鶴亀の庭です。小堀遠州が作りました。]

●2月のよもやま話は、「」です。
又、聞いて下さい。

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