●今月は、藤原惺窩(ふじわらせいか)が亡くなった月です。
惺窩は、江戸時代の官学(儒学)の祖と云われた人で
秀吉や家康に儒学を講義しました。
[上の写真は、惺窩生誕の地(三木市細川町桃津)に有ります銅像です。
この近くには、三木城攻略の為の付城が残こっています]
●惺窩は、冷泉家の生まれですが、冷泉を名乗らずに姓の藤原を名乗りました。
惺窩の生まれた家(三木市)が三木城(別所長治)の
近くだった為に父親は別所長治に滅ぼされました。
そこで惺窩は、秀吉が信長の命で中国攻めに来た時に父親の仇討ちを願い出ました。
この時に惺窩の人物を秀吉が認めました。
●惺窩は、秀吉による朝鮮出兵の捕虜として連れてこられた儒学者と筆談をし
この時に儒学に感化されました。
●家康時代には再三の仕官の申し出がありましたが弟子の林羅山を推挙しました。
●惺窩の弟子には石川丈山、角倉了以がおります。
[上の写真は、惺窩の屋敷(市原山荘)跡です。
現在は、北市原第二児童公園(京都市左京区)になってます。
小生の前に有る碑には「此付近藤原惺窩市原山荘跡」と刻んであります。]
●10月のよもやま話は、「タウンゼント ハリス」です。
又、聞いて下さい。
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