東京・八王子の明治38年創業 呉服店「きものの西室」

今月のよもやま話

平成27年7月・文月



三木城の付城


●今月は、三木城(兵庫県三木市)を攻める為に織田軍が付城を作り始めた月です。



 [上の写真は、織田軍が本陣として作った平井山付城です。
 私の後ろの正面あたりが三木城の方角です。
 直線距離で3kmと離れていません。]

●ここ平井山付城は信長の長男・信忠が築き
翌月の8月に秀吉が信忠の後を引き継ぎました。
秀吉は力攻めを避けて自軍の消耗が少ない秤量攻めを選びました。
付城と付城の間を土塁や柵をして援軍が三木城へ入らないように
完璧に外界と遮断しました。
●秀吉は三木城を囲んでいる最中に信長の許可を得て
10月15日に生まれて始めての茶会をここで開催しました。
この時に津田宗及(天王寺屋)を呼び寄せました。
その7日後の22日に
三木城々主の弟が攻め寄せて来ましたが討ち取りました。
●この陣中で竹中半兵衛が病死しました。
●この4年後に高松城の水攻めが行われました。



 [この尾根道は太閤道と呼ばれていて秀吉ゆかりの道です。
 ここまでの道筋に斜面を削ったり土盛りしたりして兵が駐屯できる場所を
 いくつも作ってありました。]

●8月のよもやま話は、「小谷城」です。
又、聞いて下さい。

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