●私事で恐縮ですが、お陰様で
お茶室を作ることができました。
●母の代からの夢でした。神様が私の代を選んでくださいました。
感謝しております。
●場所は、祖父が黒紋付を染める為に建てた工場です。ここを改築して
祖父の心意気と生活を忘れないために竃を一つ、
そして井戸をそのまま残し私なりの小さな茶室(下の写真)を作りました。
●茶室の名前を「蝠棲庵(ふくずみあん)」と名付けました。
何時の頃からか工場に蝙蝠(こうもり)が棲みついて
我が家にも時々蝙蝠が遊びに来たりしていました。
余談ですが、娘が子供の頃蝙蝠に噛まれて大泣きしたことも有ります。
蝙蝠は、中国で幸福を運ぶ縁起の良い動物と言われておりますので、
来庵されるお客様に益々幸福が訪れるようにと願いを込めて名付けました。
●上の写真は、11月3日(土)に行われた社中のお披露目会です。
丁度この日は、私共の結婚記念日です。
●水屋側から床の間側を写しました。茶室は四畳半中板入り(京畳)です。
●にじり口(更に上の写真)の戸板の割付は七五三にして
ここを潜るお客様が益々縁起がよくなる事を願っております。
●上の写真は、楽しみながら作った路地笠を掛けるフックです。
又、腰掛の背もたれは
江戸小紋を染める捺染板です。
きものの西室としては最適と思い使いました。しかし、
残念ながら間違ってオイルを塗ってしまい
使いこなした道具の雰囲気をなくしてしまいました。
●12月のよもやま話は、「孝明天皇」です。
又、聞いて下さい。
ご指摘・ご意見等ありましたら、是非
こちらまでメール下さい。
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