●今月は、
石田三成が処刑された月です。
●三成は、
関が原の戦いで豊臣家の為に家康と真正面から戦い
残念ながら負けてしまった実質の大将です。
●今回は、三成が秀吉に見出されて世に出た時の話です。
ご存知「三服のお茶」の話です。
秀吉が信長から長浜の地を貰い、鷹狩りをしていた時に
喉が渇いた為に近くの寺で茶を所望しました。
そこへ、寺の小僧が飲みやすい温度(温め)で茶を秀吉に持って来ました。
秀吉は、一気に飲み干し、もう一服と請求しました。
すると、その小僧は、今度はやや小さめな茶碗に
先程より少し熱めな茶を持って来ました。
秀吉は、「うん、これは。」と思い念の為にもう一度、茶を所望しました。
すると、その小僧は、今度は、
更に小さな茶碗に熱く濃いお茶を持って来ました。
秀吉は、間違えない。素晴らしい小僧だ。俺の家来にしよう。と、
寺の住職に話をして小僧を貰い受けました。
この小僧が幼名佐吉・石田治部少輔三成というお馴染みのお話です。
●三成は、戦は不得手でしたが行政の手腕は素晴らしいです。
太閤検地の企画実行が三成です。又、
小田原攻めの秤量の調達、
朝鮮出兵の秤量、輸送船の手配等です。
●上の写真は、長浜駅前に有る「秀吉に茶を献じる三成」の像です。
下の写真は、三成が秀吉にお茶を出したと云われる観音寺(米原市朝日)です。
ポロンとぺティの懐かしい写真が出てきました。
●11月のよもやま話は、「初の茶会」(織田信長)です。
又、聞いて下さい。
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