●義景は、始め延景と名乗っていましたが、
将軍・足利義輝より一字貰い、義景と改名しました。
●その後、将軍・足利義輝が殺害されると
弟の義秋が将軍候補となりました。
その義秋が幕府再建の為に義景頼って越前に来ました。
（上の写真は、義秋も通ったであろう朝倉家の唐門です。）
義景は、義秋をおおいに歓迎しました。連日連夜宴を催しました。叉、
義景は、義秋が元服式を行っていない事に気が付き
義秋の為に元服式を執り行いました。
この時に、義秋は「義昭」（まだ将軍ではありません）と改名しました。
義昭は義景の力を借りて
上洛して将軍職を復活しようとしましたが、
義景は、上洛する気は有りませんでした。
その為に天下を望む機会を逃がしてしまいました。と言われております。
義景は武力よりも文化的な要素が強かったらしいです。
●そこで義昭は、朝倉家を出て信長の力を借りて将軍になりました。
信長は、将軍（足利義昭）の名前を借りて
義景の上洛を促しましたが。が、義景は断りました。
そこで、信長は将軍の命に逆らったという事で朝倉攻めを行いました。
金ヶ崎の時には危機を一時回避しましたが、結局は滅ぼされました。
●写真は、朝倉家の屋敷跡（福井市一乗谷）です。
正面向こう側の木立の中に有る門が唐門（一つ上の写真）です。
●周りには、土塁と堀がめぐらせて有ります。
●９月のよもやま話は、「手取川の戦い」（謙信と信長）です。
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