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今月のよもやま話

平成21年8月・葉月

豪商&茶人(今井宗久)

●今月は、今井宗久(いまいそうきゅう)が亡くなった月です。
●宗久は、堺(堺市)の豪商(会合衆)で、茶人でもあります。
又、武野紹鴎の娘婿で昨夢斎を授かっています。
皮革製品(武具)を商い富を成しました。
貸倉庫業や金融業も商っていた為か
屋号は「納屋」と言っていました。
又、薬屋宗久という名前もありますので、
薬問屋も商っていたのでしょう。
やがて、火薬や鉄砲の商いも始めました。
同じ会合衆の武野紹鴎(義父)もそうでしたが、堺の商人は、
戦国大名と取引している者が多いです。
余談ですが、千利休も織田信長に
鉄砲の玉を売った事が有ります。
●さて、織田信長がに2万貫の矢銭(やせん)の課税と
服従を迫りました。当然堺は信長に徹底抗戦を主張しました。
が、宗久は、信長の実力をよく説明して堺(会合衆)を説得し、
信長との和解に努力し成功しました。
その為信長に重用され一番の信頼を受けました。
三宗匠の内信長に一番の信頼を受けていました。
●秀吉の時代になってからも当初一番の信頼を受けていました。



●写真は、臨江寺(大阪府堺市)に有る今井宗久の墓です。
一番左側の一番大きいのが宗久の墓です。
かつて、萩の寺と呼ばれていた名残でしょうか
萩に覆われておりました。
●又、この寺には、武野紹鴎の墓も有ります。
●9月のよもやま話は、「聚楽第」です。
又、聞いて下さい。

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