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今月のよもやま話

平成20年4月・卯月

八重洲口(ヤン・ヨーステン)

●今月は、ヤン・ヨーステン・ファンローデン・スタインが
オランダから日本にやって来た月です。
日本名は、耶揚子と言います。
●東京駅八重洲口の八重洲の地名となった人です。
ヤン・ヨーステン(オランダ人)は、
オランダの商船「デ・リーフデ号(博愛)」の
航海士として来ました。日本に始めて来たオランダ船です。
●ロッテルダムを五艘の船団で出港しましたが、嵐の為
デ・リーフデ号だけが日本に着きました。
豊後国(大分県)臼杵湾に漂着しました。
始め200名以上いた乗組員は、24名に減っていました。
その中に、イギリスの航海士ウィリアム・アダムス三浦按針
も乗っていました。
●家康は、大きな戦い(関ヶ原の戦い)を控えていたので
デ・リーフデ号の備品(大砲)や船員(砲員)を重用しました。
なかでも、ヤン・ヨーステンは、家康に重んじられ
西洋文化の知識を提供しました。
そして、江戸(現在の八重洲口)に屋敷を与えられました。
キリスト教布教に力を入れたポルトガルと違い貿易を主体にした
オランダのみが日本との貿易が出来るようになりました。



●写真は、八重洲口正面の道路のグリーンベルトに有る
ヤン・ヨーステンとデ・リーフデ号の像です。
●5月のよもやま話は、「鳥居強右衛門(長篠の戦い)」です。
又、聞いて下さい。

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