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今月のよもやま話

平成19年12月・師走

小牧長久手の戦い

●今月は、「小牧長久手の戦い」の和議が成立した月です。
豊臣秀吉徳川家康が小牧と長久手で
天下をかけて戦いました。
●織田家の跡継ぎ争い(賤ヶ岳の戦い)で、
勝利した秀吉は、天下取りの意識が急に強くなりました。
しかし、織田信雄(秀吉の旧主信長の次男)は、
急変した秀吉の振る舞いが気に入らず
家康に秀吉を討つよう願いで出ました。
●家康は、信長の盟友でしたので、
大儀名分を得たとばかりに、秀吉征伐の兵を挙げました。
●家康は、小牧山(愛知県小牧市)まで進軍して本陣を据えました。
一方、秀吉は、これに対峙し持久戦をとりました。が、
密かに別働隊(秀次軍)を組織して、
家康の本拠地・岡崎を衝こうと小牧山の陣を迂回しました。
しかし、家康にばれてしまい長久手(愛知県長久手町)で
その別働隊(秀次軍)は攻められ大敗しました。
●そこで秀吉は敗北の汚名を避ける為、一計を案じ急遽、
信雄に直接和議を申し込み成立させ家康をがっかりさせました。
●家康は、信雄が和議を承諾したので
戦いの意義を失い仕方なく撤兵しまいた。



●写真は、長久手の戦いで戦死した
池田恒興、その長男庄九郎と森長可の墓です。
●常照寺(長久手町)に有ります。
●1月のよもやま話は、「西国将軍・池田輝政」です。
又、聞いて下さい。

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