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今月のよもやま話

平成16年11月・霜月

自慢の脇差(坂本竜馬)

●今月は、坂本竜馬が暗殺された月です。
●竜馬の写真を思い出してください。
あの懐に手を入れている写真です。
●その写真は、脇差(わきざし)を不自然に指しております。
普通は、帯に指しますが、この写真では、
袴の紐に指しております。
武士ならば、この指し方は絶対にしません。
●しかも、竜馬は、北辰一刀流の達人ですから、
腰抜けの旗本とは違います。
の指しかたは、十分に心得ているはずです。
あえて、袴の紐に指したのです。
それは、竜馬は、脇差の鞘(さや)も見せたかったのです。
その為に、この写真を撮ったのだと言われております。
●実は、竜馬が敬愛している楠正成(くすのきまさしげ)の
愛刀(脇差)の写しが出来上がってきたので、
「どうだ、似合うだろう」と
早速、あの写真を撮ったのでしょう。
自慢の脇差が少しでも多く見えるように。
●因みに、高知の桂浜にある竜馬の銅像(下の写真)は、
残念な事に、普通に帯に指して有ります。


        

●目立ちませんが、ポロンとペティを抱っこしております。
●今月はこれにてお仕舞です。
有難うございました。
●12月のよもやま話は「西洋かぶれ」(鍋島閑叟)です。又、聞いて下さい。

ご指摘・ご意見等ありましたら、是非 こちらまでメール下さい。

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Copyright 西室 博史 2003