令和5年3月・弥生
「もう一つの大茶会」(秀吉)
●今月は、秀吉が大徳寺
総見院にて大茶会を催した月です。
[上の写真は、秀吉が大茶会を催した総見院(京都市紫野)です。
令和4年10月6日に江岑宗左の350回忌の追善茶会の時の写真です。]
●この茶会の為に、総見院の境内に侘びた茶室を作りました。
屋根は茅葺(かやぶき)で、柱は櫟(くぬぎ)です。
中央に通路を作り、竈(かまど)を作りました。
そこに、名物道具を持ち出し京都や堺の茶人に披露しました。
点前は、
津田宗及と利休が担当しました。
200服点てたと云われています。
●ここ総見院は、秀吉が信長の為に建てたお寺ですので
茶の湯好きな信長の為の追善供養と云う意味が有ったと云われています。
●この二年後の10月には、
北野大茶の湯が開催されます。
[上の写真は、秀吉の生誕地(豊国神社・名古屋市中村区)です。
ここ豊国神社を中心に中村公園となっています。
直ぐ近くに
加藤清正の生家跡が有ります。]
●今月は、これにてお仕舞です。有難うございました。