令和4年11月・霜月
「招魂社」(大村益次郎)
●今月は、
大村益次郎(おおむらますじろう)が亡くなった月です。
[上の写真は、現在の国立大阪病院(大阪市中央区)角に建つ益次郎の碑です。
「兵部大輔大村益次郎卿殉難報国之碑」と刻んであります]
●明治2年5月に
戊辰戦争(ぼしんせんそう)が終わり、
翌6月に益次郎が提案した「
招魂社(しょうこんしゃ)」ができました。
この頃から、
不平士族による益次郎暗殺が目立ってきました。
そして、三か月後の9月に京都木屋町の旅館で食事中に襲われ
それがもとで11月に亡くなりました。
●益次郎は、
戊辰戦争で
亡くなった人々を国で供養しようとしました。
それが新しい国家(新政府)であると主張しました。
藩の武士ではなくて、国の軍隊(国民皆兵)を提案しました。
藩は無くなり、武士は無職となります。
[上の写真は、益次郎が提案した靖国神社(東京都千代田区九段北)です。
とても広いです。この靖国神社の一角に
斎藤弥九郎道場がありました。]
●今月は、これにてお仕舞です。有難うございました。