東京・八王子の創業明治38年 呉服店「きものの西室」

今月のよもやま話

平成24年8月・葉月



女好き(秀吉)


●今月は、秀吉が亡くなった月です。
●「英雄色を好む」と昔から言われておりますが、
謙信は、特例として信玄、信長、秀吉、家康は、その通りです。
側室の数でみると、秀吉が一番です。
秀吉の女好きは余りにも有名です。しかも、名門の女性ばかりです。
その最たるものが淀殿でしょう。
正室のねね(高台院)も当時の秀吉から見れば
身分の差がかなり有ります。
●当時の武将は、男色も普通でしたが秀吉は男色は嫌いでした。
ある時、非常な美少年が秀吉にお目見えしました。
秀吉が奥の間へ彼を連れて行くので、家臣達は驚きました。
「上様もあの少年の美しさには心が動いたのでしょう」
と皆でささやき合っていましたら、
すぐに少年が帰って来たので、不思議と思い聞いてみると
秀吉に尋ねられただけであったと言う。
「その方に姉か妹はいないか」と。
●又、朝鮮の役の時に在韓の将に薬として虎の肉が欲しいと催促しています。
側室との年が離れている為に強壮剤が必要でした。
●又、キリシタンにならなかった理由も
キリシタンは側室禁止だからと言われております。


 [上の写真は、秀吉が世に出るきっかけとなった蜂須賀小六との出会の像です。
矢作川に掛かる矢作橋(岡崎市)の袂にあります。
この話は後世の作り話だそうです。]

●9月のよもやま話は、「土佐の藩祖」(山内一豊)です。
又、聞いて下さい。

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