
●今月は、筒井順慶(つついじゅんけい)が生まれた月です。
  
  
    [上の写真は、順慶の居城・筒井城跡(大和郡山市筒井町)です。
    近鉄筒井駅から歩いて10分位です。]
  
  ●順慶は、最強の軍隊を持っている、又は、天下取りを競った、
  或いは、歴史に残る大きな戦いをした。
  そのどれにも当てはまらないのに
  現代に二つもの諺を残しております。
  不思議な存在です。それは、
  大和(奈良県)に居たからと言われています。
  大和は京に次ぐ重要な土地、
  そこを領土にしている大名だからと言われています。
  
  
    [上の写真は、筒井城跡から北100メートルの光専寺に
    祀ってある順慶の木像です。一番奥の黒っぽいのがその像です。
    供花の後側に順慶の位牌がありました。]
  
  ●その大和は、昔から興福寺が力を持っていました。
  暗黙のうちに大和を支配していました。
  その興福寺の僧兵のリーダーが順慶の父で
  それがいつの間にか順慶の父が大和を支配するようになりました。
  その父が死んだ時に順慶はまだ幼かったので
  重臣達が父の影武者をたてました。
  その影武者が盲目の僧侶・木阿弥です。声が父に似ていました。
  この木阿弥を寝所に寝かせて父がまだ生きているように見せて
  筒井家の体制が整った時に重臣達が順慶の父の死を公表し
  木阿弥は元の僧侶に戻されたと言われています。
  ●もう一つは「洞ヶ峠を決め込む」です。
  
  
  
  ●上の写真は、順慶の墓(大和郡山市長安寺町)です。
  近鉄平端駅より3分です。
  ●4月のよもやま話は、「無類の律義者」(前田利家)です。
  又、聞いて下さい。
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