引越しの後遺症がまだ抜けません。
●今月は、後陽成天皇(ごようぜいてんのう)が即位した月です。
[先月は、右近の橘でしたので、今月は、左近の桜です。
後方が紫宸殿です。]
●先月に正親町天皇の話、4月に後水尾天皇の話をしました、これで、
戦国の三人の天皇が出揃いました。
●夫々、信長、秀吉、家康と時代の覇者と接しております。
正親町天皇は大体が信長の時代、次代の後陽成天皇は大体が秀吉の時代で
聚楽第に招かれた頃は後陽成天皇の絶頂期です。
秀吉亡き後の「関が原の戦い」の前哨戦・「田辺城の戦い」では、
田辺城の城主(細川幽斎)の討ち死にを恐れて後陽成天皇が
田辺城を攻める攻城軍と守る籠城軍の両方に戦いの中止を命じて細川幽斎を助けました。
天皇には権威が有りました。
しかし、その後の家康の時代になってからは窮屈な思いをしました。
次代の後水尾天皇の時からは天皇家は更に厳しい時代となりました。
[後陽成天皇の陵は、正親町天皇と同じ深草北陵です。
同じ写真ではつまらないので御所の写真にしました。
上の写真は、御所の一般公開時の牛車の写真です。とても大きいのに驚きました。]
●12月のよもやま話は、「松平容保上洛」です。
又、聞いて下さい。
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