東京・八王子の明治38年創業 呉服店「きものの西室」

今月のよもやま話

平成27年5月・皐月



上野戦争(彰義隊)


●今月は、上野戦争があった月です。
●上野戦争とは、上野寛永寺(東京都台東区上野)で
新政府(薩摩長州)軍と旧幕臣・彰義隊との戦争の事です。



 [上の写真は、寛永寺清水観音堂にあるアームストロング砲の砲弾(左側)と
  四斤山砲(よんきんさんぽう・右側)の砲弾です。新政府軍が打ち込んだ物です。]

●彰義隊とは、最後の将軍徳川慶喜が
天皇を擁する新政府と戦う事をやめ寛永寺に謹慎し、
江戸城を明け渡しました、戦いはこれで終わるわけでした。が、
ここで、納得がいかないのが旧幕臣です。
前将軍徳川慶喜の「冤罪をすすぐ」という事で集まったのが
彰義隊の始まりです。この彰義隊が江戸市民に評判が良く
だんだんと数が増えるにつけ彰義隊の方向性が変わり
ついに新政府と戦うようになってしまいました。
●この戦いで大村益次郎が見事な戦略をたて一日で決着が付きました。



 [上の写真は、26年9月に行った江戸上野散歩の時に撮りました。
 延暦寺が根本中堂ですので寛永寺も根本中堂と名づけました。
 家康の張り合う気持ちが良く現れています。
 左から二人目の方が案内してくださった歴史家の代田先生です。]

●5月のよもやま話は、「山崎の戦い」です。
又、聞いて下さい。

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