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今月のよもやま話

平成22年1月・正月

黄金の茶室(豊臣秀吉)

●今月は、秀吉が黄金の茶室で正親町天皇にお茶を点てた月です。
●この茶室は、大坂城天守閣に有った物で
持ち運びが出来るように組み立て解体式です。
この茶室を御所内に持ち込み小御所で披露しました。
親王や公卿近衛前久菊亭晴季が居並ぶ前で
秀吉は天皇にお茶を点てました。
茶会が終わった後に女官達にもこの茶室を披露しました。
●この茶室は、三畳敷で猩々緋(朱赤)の黄金の畳です。
畳の縁は紺地の金襴です。天井、壁、障子の骨までも黄金で作られ
明り取りの障子紙の替わりに赤紗(絹)が張って有ります。
お茶道具は、梨地の台子飾りで、柄杓、茶筅が竹の他は全て黄金です。
釜と風炉も黄金でできています。
茶碗は、金属ですと熱くて飲みにくいため木型に金を張ったそうです。
使用する袱紗も金襴です。因みに、秀吉の足袋も金襴です。
●秀吉にとって、黄金で茶室や茶道具を作る事は簡単な事でした。
●諸国の大名が拝謁に来た時には、
天下一の大坂城を見せ、黄金の茶室も見せ
当時天下一と謳われた茶の名人「利休」に
茶を点てさせる事が秀吉の自慢でした。
●この黄金(きがね・こがね)の茶室は、北野大茶湯でも披露しました。



●上の写真は、秀吉が黄金の茶室を持ち込んだ御所です。
●この辺りは猿ヶ辻と呼ばれています。
鬼門除けの凹んだ角塀になっていて、丁度、
私の上の庇の中には鬼門除けの御幣を持った猿(下の写真)が居ます。



●2月のよもやま話は、「綺麗さび」(小堀遠州)です。
又、聞いて下さい。

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