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今月のよもやま話

平成21年10月・神無月

信長に謀反(荒木村重)

●今月は、荒木村重が織田信長に反旗を翻した月です。
●先ず、村重(むらしげ)が初めて信長に謁見した時の話です。
その時、信長は刀の先で饅頭を串刺しにして村重の顔前に
「それ、食え」とばかりにその刀を突き出しました。
村重は臆せず「有り難い」と刀に刺した饅頭を
「がぶり」と頬張ったと言われております。
この時に信長は、村重の豪胆さに喜び摂津(大阪)を任せました。
●そして、村重は、信長最大の敵(石山本願寺)に対する
拠点として摂津・伊丹を選び有岡城を造りました。
村重は、信長に重く用いられていました。
●あまりにも突然に村重の謀反は起こりました。
信長自信も「何の不足が有っての事か」
「申したき事が有れば、何なりと申すが良い」と
驚いて不思議がったほどです。
結局理由は分からないままです。
一つには、村重の家臣が敵対する石山本願寺に米を売ったとか。
その程度の事しか分かっていません。
●この時、黒田官兵衛が謀反を考え直すよう
説得に行きましたが、村重は、応じませんでした。
●有岡は、一年間篭城しましたが結局信長に落城させられました。



●写真は、JR福知山線伊丹駅のすぐ階段上に有る
有岡城跡(兵庫県伊丹市)の石垣です。
●この石垣には五輪の塔の石も使われております。
小生の右側がその石です。
●11月のよもやま話は、「道頓堀」(安井道頓)です。
又、聞いて下さい。

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