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今月のよもやま話

平成20年11月・霜月

流人第一号(宇喜多秀家)

●今月は、秀吉の武将・宇喜多秀家(うきたひでいえ)が
亡くなった月です。
●秀家は、五大老の一人で、
備前岡山(57万石)の大領主です。
秀吉に気に入られ、養子と同じ待遇を受け、
秀吉から「秀」の字を貰う程の厚遇です。
関ヶ原の戦いに敗れ、家康から
罪を問われましたが、前田家の口添えで一命を助かりました。
しかし、34歳の時に「鳥も通わぬ」と言われた八丈島へ
二人の息子と12人の家臣だけで流されました。
●江戸から来た代官が陣屋へ秀家を招待した所、
にぎり飯を一つ食べ残りの二つを息子の為に持って帰った
と言われております。又、
八丈島の近くに船が通った時に、
その船の旗印を見て「福島正則殿の船と見受けられる懐かしい
故郷の酒を少し所望したい。」と申し出ました。が、
断られました。それでもなお
受け取りを書くからと言い酒を貰ったとの事です。
83歳で亡くなるまでの50年間を八丈島で過ごしました。
●秀家は、八丈島の流人第一号です。



●写真は、八丈島に有る秀家の墓です。
右側が親友で、左側が小生です。
●12月のよもやま話は、四兄弟の父「松平義建」です。
又、聞いて下さい。

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