●今月は、
大老井伊
掃部頭直弼(46歳)が
暗殺された月です。
●直弼(なおすけ)は、井伊直中(第11代藩主)の
14男(側室の子)として生まれました。
長男が跡を取る世の中の為、14番目では
生涯
部屋住み(独立できない)と思い込み、
自分の住んでいる家を
「花の咲く事がない『埋木舎(うもれぎのや)』」と
名付けていました
しかし、世をすねていたわけではなく、
養子縁組の為に弟と一緒に江戸へ出向いた事もありましたが、
弟の方には、養子が決まり直弼は、
結局縁がなくがっかりして帰って来ました。
それでも、文武共に勉強していまいた。
「
ちゃかぽん」とあだ名で呼ばれていました。
直弼は、何をやっても達人でした。
特に、茶道(
石州流)には熱心で、
一期一会の教えを「茶湯一会集」として世に残しました。
●32歳の時に兄(直亮12代藩主)の養子となり兄の没後
35歳の時に第13代
井伊家藩主となりました。
●44歳の時に大老に就任しました。
●写真は、彦根城(彦根市)に有る直弼の像です。
彦根城内に有ります。
●4月のよもやま話は、「八重洲口(ヤンヨーステン)」です。
又、聞いて下さい。
ご指摘・ご意見等ありましたら、是非
こちらまでメール下さい。
以前のよもやま話(綴り)へ
表紙へ戻る
サイトマップ
Copyright 西室 博史 2003