●将軍のお膝元・江戸城（千代田城）の桜田門の前で、
暗殺されました。
３月３日（五節句）の総登城の日でした。
●この日の早朝、井伊直弼（赤鬼）を討つ為に、
水戸の浪士たち１８人（薩摩浪士一人を含む）が集合したのが、
ここ愛宕山（愛宕神社・写真）です。
●愛宕山は、江戸では、一番高い山で、
桜田門がここから良く見えました。
約２キロという近さです。
●愛宕山の茶店で、
リーダーの関鉄之介は、自信が有りました。が、
仲間の顔に不安が見られました。それは、
大老（最高権力者）を討つのに、
わずか１８名ではやはり少な過ぎる。
しかも、雪が降っている。そこで関鉄之介は、
「赤穂浪士の討ち入りの時も雪だった」縁起が良い。と
皆を元気付けました。
●懐の「趣意書」、「直訴状」、「武鑑（ぶかん）」を確認し、
桜田門へ向かいました。
●ここは、急な階段で有名でした。
この階段を丸亀藩の間垣平九郎が馬で登り出世をしました。
「出世の石段」と呼ばれております。
●今月はこれにてお仕舞です。
有難うございました。
●４月のよもやま話は「河越の夜戦」です。又、聞いて下さい。
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Copyright 西室 博史 2003