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今月のよもやま話

平成20年1月・正月

西国将軍・池田輝政

●今月は、西国将軍・池田輝政が没した月です。
●輝政(てるまさ)は、信長、秀吉と仕えた歴戦の雄です。
●秀吉時代に「小牧長久手の戦い」に出陣し、
この戦いで、父(池田恒興)と兄(庄九郎)が戦死した為、
次男の輝政が池田家の跡取りになりました。
この時から、輝政に「運」が向いて来ました。
●「小牧長久手の戦い」の仲直りの証として
家康の次女(督姫)を妻に貰いました。
その為に、嫁の七光りで出世したと陰口を言われました。
ある時、侍女が「我家が栄えたのも姫様のお陰でしょう」
と囁いていたら、
輝政が、「私の功が有ればこそ姫が嫁に来たし、加増されたのだ」
と言って侍女をきつく叱りました。しかし、その後、
侍女を尋ねて、「実のところ、そなたの言う通りだ。しかし、
人前では、その事は言わないでくれ。」
と頼み込んだと言います。
●播州姫路52万石の大領主となりました。
そして、西国の毛利家、島津家の抑えの為
立派な姫路城を造りました。



●写真は、歴史好きの父が姫路城に行った時の物です。
私の歴史好きは父譲りです。
●2月のよもやま話は、「剣聖・塚原ト伝」です。
又、聞いて下さい。

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