令和6年8月・葉月
「新撰組の話」(最期の武士)
●今月は、
新撰組が誕生した月です。
[上の写真は、新撰組の屯所跡(京都市中京区壬生)の八木邸です。
「松平肥後守御預新撰組宿」の看板をこちらの門に掛けました。]
京都の繁華街木屋町あたりを
長州の人達が歩いていて
向こうから新撰組が来たら、長州の人達は蜘蛛の子を散らすように
さっと居なくなった。と云われています。
特に
土方歳三は怖かった。と。
歳三達は、本物の武士になりたかった。手柄を立てたかった。
●幕末の頃は、江戸の
旗本が代表される様に
「武道の稽古をして怪我でもしたら物笑いだ。」と言われる程に
お家大事のマイホーム主義で戦国時代の様に槍一筋で立身出世をしよう
と云う感覚の持ち主は居ませんでした。新撰組は、最期の武士でした。
[上の写真は、新撰組の支援者・佐藤彦五郎の旧宅(日野市日野本町)です。
一番奥の部屋が土方歳三の小姓市村鉄之助が隠れていた六畳の部屋です]
●今月は、これにてお仕舞です。有難うございました。