令和3年4月・卯月
ざっと済んだ(賤ケ岳の戦い・木之本)
●今月は、
賤ケ岳の戦いがあった月です。
賤ケ岳の戦いは、織田家の相続(領土の分配)争いです。
ある意味で天下分け目の戦いです。秀吉と
柴田勝家の戦いです。秀吉が勝ちました。
[上の写真は、秀吉が本陣を置いた地蔵院(長浜市木之本町)です。
この地蔵院には御戒壇巡りがあり鍵を触る事ができます。勿論触って来ました。]
●勝家軍の
佐久間盛政(勝家の甥)の作戦を決行しました。しかし、
決行後は直ぐに自分の陣へ退き返す事が条件でした。が、
盛政は、「秀吉は、まだ帰って来ない」とつい敵陣に長居をしました。
ところが、秀吉は、
予想を超えた素早さで帰って来ました。
秀吉は、木之本で「ざっと済んだ。」小声で言って、鬨の声を上げました。
●この勝利で、秀吉は、天下に手が届いたと思ったのでしょう、
この一か月後に大坂(後の大坂城)に入りました。
[上の写真は、秀吉が馬を繋いだと云われる轡の森(木之本町)です。
この事は、
鉄道唱歌にも歌われています。
♪ 豊太閤が名をとめし 轡(くつわ)の森は 木之本の
地蔵と共に人ぞ知る 汽車の進みよ待て暫し ♪]
●5月のよもやま話は、「 」( )です。