東京・八王子の明治38年創業 呉服店「きものの西室」

今月のよもやま話

平成26年7月・文月



佐久間象山(幕末の先駆者)


●今月は、信濃松代の藩士・佐久間象山(さくましょうざん)が暗殺された月です。
象山は、外国と貿易をして国の力を付ける事が必要だと考えていましたので
攘夷の士により京都木屋町通りで暗殺されました。


 [上の写真は、象山を祀った象山神社(長野市松代町)です。
 今年(平成26年6月)のお店の旅行で上田市周辺へ行った時に立ち寄りました。]

●象山がまだ無名の頃、江戸でを開いていましたら
旗本の子が象山の塾に入門しようとしました
「佐久間の塾などやめよ。佐久間は一松代藩士で陪臣に過ぎない」と
評判が良くなかったです。しかし、
ある時、ペルー来航の知らせが突然に入りました。
象山はすぐに浦賀へ出かけてその日のうちに浦賀へ到着して
翌朝ペルーの軍艦を視ました、そして、
すぐ江戸に帰り松代藩屋敷に出向き鉄砲弾薬の用意を促しました。
この時の象山の報告は、「一艘が23~28の大砲を備え、
乗組員は、総勢2000人で、態度はこれまでにない厳格さです。
奉行所の船以外は誰も近づけさせないぞという厳しさです。」
象山のこの見方が江戸で評判になり象山の株が急に上がりました。





 [上の写真は、象山が勉強した毘沙門堂跡(上田市常田)です。]

●8月のよもやま話は、「ロドリゲス」(イエズス会)です。
又、聞いて下さい。

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