●今月は、「寝物語の里」の話です。
●昔から話には聞いていて行って見たいと思いつつなかなか行けなかった処です。
今年(平成26年)のお盆休みを利用してやっと行きくとができました。
JR東海道本線柏原駅より歩いて20分位の処です
近江(滋賀県)と美濃(岐阜県)の国境(県境)です。
両国の間に小さな細い川が流れています。
[上の写真は、司馬遼太郎の街道をゆく(24)の近江散歩に出てくる
またげば美濃またげば近江に戻れるという川です。]
●この名前の由来は、近江の国人と美濃の国人が隣り合わせて住み、
壁越しに寝ながら話をしたからだそうです。
●面白い事に通貨が、京大坂を中心とする近江側が銀本位制で、
江戸を中心とする美濃側が金本位制です。
この小さな川が東西経済の境目という事になります。
●又、「寝物語の里」と銘うった茶杓が有ります。竹筒に二本入っていて
片方は近江の竹で、もう片方は美濃の竹で作って有ります。
[水平に撮ったつもりでしたが斜めになっていました。
ここは旧中仙道です。途中に素晴らしい楓並木がありました。]
●10月のよもやま話は、「世界最大の金貨」(後藤徳乗)です。
又、聞いて下さい。
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