令和6年9月・長月
「新しい姓」(豊臣秀吉・とよとみのひでよし)
●今月は、秀吉が豊臣姓になった月です。「とよとみの」の「の」が入ります。
[上の写真は、秀吉が信長から始めて貰った領土・長浜にある旧本陣・
竹内家(長浜市木之本)です。こちらは、薬剤師免許第一号です。]
●二か月前の
7月に藤原姓となり、この9月に
正親町天皇から正式に
豊臣姓を頂きました。しかし、秀吉は、この豊臣姓がとても気に入り
正式に天皇が発表する前から使っていました。
嬉しさのあまりフライイングしてしまいました。
●100年続いた長い戦乱の世を安定させた一番の功労者
と云う事で天皇より豊臣姓が下賜されました。
それは、中臣鎌足(なかとみのかまたり)が大化改新の一番の功労者
と云う事で新たな姓(藤原)を戴いて藤原鎌足(ふじわらのかまたり)
に倣っての事です。
[上の写真は、松林寺(京都市上京区)です。ここは、秀吉が造った
聚楽第の
南外堀跡です。門の内側(聚楽第の外側)が下がっていて、
ここが土手であった事が良く分かります。右側の犬は、松林寺住職の飼い犬です。]
●今月は、これにてお仕舞です。有難うございました。