令和4年3月・弥生
ヘボン式ローマ字(ヘボン博士)
●今月は、ジェームス カーティス ヘボンが生まれた月です。
ヘボンは、アメリカの宣教師で、
横浜が開港した時(幕末)、最初に来日した一人です。
[ 上の写真は、ヘボン博士邸跡(横浜市中区山下町)です。
横浜地方合同庁舎内にあります。写真の後ろの建物は横浜人形の家です。]
彼は、日本語を良く聞き取り、
ヘボン式ローマ字を考案し和英辞典を作りました。
有名な話ですが、東京の新橋をローマ字で「shimbashi」と表記しました。
●又、ヘボンは医者でもあります。
横浜での殺傷事件・
生麦事件が起きた時に
米国領事館に居たヘボンが傷ついた二人のイギリス人の手当をしました。
因みに、この事件で一人が死亡、女性は無傷でした。
[上の写真は、横浜居留地の全景地図です。
ヘボンは、横浜居留地39番の地を与えられました。現代で云う住所です。
因みに、現代の住所制は、この居留地の番号制が始まりと云われています。
ヘボン邸は地図の左下に有る谷戸橋を渡って直ぐ左向こうの角地です。
その谷戸橋は、現在もここ山下町にあります。]
●今月は、これにてお仕舞です。有難うございました。