令和3年5月・皐月
勤王の先駆け(高山彦九郎)
●今月は、高山彦九郎(たかやまひこくろう)が自刃した月です。
[上の写真は、三条大橋(京都・京阪三条駅前)のたもとで
御所に向かて拝礼している姿です。]
幕末動乱の約50年も前の事です。
彼の死後、動乱どころか
化政文化が花開き
まだまだ天下泰平の時代です。その為、
奇人と云われました。
●彦九郎は、
上野国新田郡(群馬県太田市)の農家に生まれました。
13歳の時に
太平記を読み、
勤王思想に目覚め
18歳の時に勤王思想を説く為に置手紙を置き旅に出ました。
全国各地を遊説に廻りました。しかし、
過激な為に幕府に危険視されて目を付けられてもいました。
●彦九郎は、久留米の友人宅で
突然に自刃(46歳)しました。
[上の写真は、高山彦九郎神社(群馬県太田市)です。
長い階段の上にありました。残念ながら、平成26年に放火で本殿拝殿が全焼しました。
土台石に焦げた跡が黒く残っておりました。]
●今月は、これにてお仕舞です。有難うございました。