●今月は、施薬院全宗(せやくいんぜんそう)が亡くなった月です。
●全宗は、比叡山の僧侶でしたが還俗して
曲直瀬道三に師事し医師(漢方)となり、自ら秀吉に売り込み秀吉に仕えました。
秀吉に気に入られ秀吉の側近として交渉役を務めました。
[上の写真は、全宗の墓がある十念寺(京都市上京区)です。
こちらのお寺には、全宗の師・曲直瀬道三の墓もあります。]
●本能寺の変の時に、全宗は秀吉と共に居ました。
秀吉は、全宗が明智光秀とも仲の良いことに注目して
「全宗は果報者である天下を盗るのは私か光秀だ。光秀に挨拶をしておけ。」
と京へ行くように話しましたら、全宗は、私は秀吉様と共に京へ上がりたいです。
そうではない、全宗の為だ、光秀に伝えてもらいたい。
「2~3日の内に上京するから戦をしよう」と。そして、
道中物騒だから「この槍を与えよう」と槍を与えました。
全宗は、光秀に会い秀吉の話を伝えると「全宗は幸せだ
天下を盗るのは私か秀吉だ。どちらにも挨拶をしておけ。」
そして光秀も道中無用心だから「この槍を持っていけ」と。
どちらも同じ事ことを考えていました。
[上の写真は、全宗のお墓です。
こちらのお墓のすぐ近くに師の曲直瀬道三のお墓があります。]
●1月のよもやま話は、「京都大改造」(豊臣秀吉)です。
又、聞いて下さい。
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